2020年02月14日
コールマン・ツーバーナーのメンテナンス
我が家のメインバーナーは、50年選手のコールマン 413G ツーバーナーです。古き良き時代のアメリカ製造製品を大切に使い続けようと思うばかりです。

まだまだ外は寒いですが、来るべき時のためにメンテナンスを行いました。実は無精してガソリンをいれたまましばらく放置していました。
そのせいかポンピングをすると重たくて圧が上がりません。チェックバルブの固着です。
まずはポンプを外します。古い製品ですので、アルミ製のキャップをスプリングクリップで留める旧型固定方式です。

スプリングクリップをプライヤーで外します。

スプリングクリップを外してポンプを引き抜くと、エアーステムが出てきますので、左に回して引き抜きます。

少しぼけていますが、奥に見える真鍮製のパーツがチェックバルブです。ここに金属の固着を溶かす溶剤を少量吹きます。

使用したのは自動車の焼き付いたパーツ、主にボルト、ナット類を外す際に使用するアンチフリーズ剤です。付属のストローのような噴射口を取り付けて、チェックバルブ中央に少量吹きます。物の数秒で固着の修理完了。

チェックバルブの状態を確認するために軽くポンピングして、一度ポンプノブを締めてから再度開けると、空気が出てくる音が聞こえました。どうやらチェックバルブから空気が逆流を少量ながらしているようです。確認のため、ポンプノブを開けたまま火を近づけると…
ポンプノブを閉めている分にはまったく問題になりませんが、ノブを閉める際に空気抜けして圧が下がる恐れがありますので、早めにチェックバルブを交換した方が良さそうです。

チェックバルブの在庫はさすがにありませんので、近々オーダーして交換します。
元に戻す前にポンプに給油します。使用するのはエンジンオイル。日本では専用オイルが出ていてエンジンオイルは使用しないようにとか言われていますが、
アメリカのコールマン本家はエンジンオイルを使用するように指定しています。他にも日本にはこちらにない製品が各種あって、どうやら日本法人の方が商売がお上手なようです。
なにはともあれ、エンジンオイルをゴム製のポンプカップの周りと真鍮製のロッドに薄く塗って、タンクに取り付けます。

タンクを加圧してから、本体に取り付けて着火。メイン、サブ、どちらのバーナーも火勢良く燃えています。
しばらく燃やして、ジェネレーター他からのガソリン漏れがないことを確認して消火しました。
ちょっと汚いバーナーでごめんなさい。古い物ですの、お許しを。


まだまだ外は寒いですが、来るべき時のためにメンテナンスを行いました。実は無精してガソリンをいれたまましばらく放置していました。
そのせいかポンピングをすると重たくて圧が上がりません。チェックバルブの固着です。
まずはポンプを外します。古い製品ですので、アルミ製のキャップをスプリングクリップで留める旧型固定方式です。

スプリングクリップをプライヤーで外します。

スプリングクリップを外してポンプを引き抜くと、エアーステムが出てきますので、左に回して引き抜きます。

少しぼけていますが、奥に見える真鍮製のパーツがチェックバルブです。ここに金属の固着を溶かす溶剤を少量吹きます。

使用したのは自動車の焼き付いたパーツ、主にボルト、ナット類を外す際に使用するアンチフリーズ剤です。付属のストローのような噴射口を取り付けて、チェックバルブ中央に少量吹きます。物の数秒で固着の修理完了。

チェックバルブの状態を確認するために軽くポンピングして、一度ポンプノブを締めてから再度開けると、空気が出てくる音が聞こえました。どうやらチェックバルブから空気が逆流を少量ながらしているようです。確認のため、ポンプノブを開けたまま火を近づけると…
ポンプノブを閉めている分にはまったく問題になりませんが、ノブを閉める際に空気抜けして圧が下がる恐れがありますので、早めにチェックバルブを交換した方が良さそうです。

チェックバルブの在庫はさすがにありませんので、近々オーダーして交換します。
元に戻す前にポンプに給油します。使用するのはエンジンオイル。日本では専用オイルが出ていてエンジンオイルは使用しないようにとか言われていますが、
アメリカのコールマン本家はエンジンオイルを使用するように指定しています。他にも日本にはこちらにない製品が各種あって、どうやら日本法人の方が商売がお上手なようです。
なにはともあれ、エンジンオイルをゴム製のポンプカップの周りと真鍮製のロッドに薄く塗って、タンクに取り付けます。

タンクを加圧してから、本体に取り付けて着火。メイン、サブ、どちらのバーナーも火勢良く燃えています。
しばらく燃やして、ジェネレーター他からのガソリン漏れがないことを確認して消火しました。
ちょっと汚いバーナーでごめんなさい。古い物ですの、お許しを。
