買って失敗キャンプ用品、その1

吉田河馬歯

2020年07月28日 08:01

みなさんのキャンプレポートやウェブの情報を読んでいると日本とアメリカではキャンプ事情がかなり異なることに気づくことが多いです。当然、利用するキャンプ用品もかなり異なることが多いです。

たとえば、日本では必須キャンプ用品に必ずリストアップされている日よけ、雨よけタープ。こちらではまず売ってません。タープと言えばいわゆるブルーシートの類で、キャンプの場合テント下に敷く用途がほとんど。あえて日本的なタープと言えば、テントを使用せずミニマリストにシェルターとして使われるような物です。もちろん、日本のようなタープも手に入れようと思えば手に入りますが、誰も買わないので手に入れるのにはなかなか手間とお金がかかります。正直テントだけあるいはとても安価な屋根だけのポップアップキャノピーで済ます人がほとんどです。あとは、我が家のように車に取り付けたオーニングでしょうか。

他には日本で一般的に皆さん購入するグッズのたき火台。
こちらのキャンプ場には必ずと言って良いほどキャンプファイヤー用リングがピクニックテーブルと一緒に各サイトにあります。
野営の場合には石で組むことが多く、たき火台は買う人はいません。あってもファイヤリングで調理する代わりにBBQグリルとして使用するたき火台を購入って言ったところです。

と言うことで、日本のキャンプ事情と異なるため、日本の情報を参考にして購入したキャンプ用品、買って失敗ってことがいくつかあります。思いついたときに買ったけど使わない、使わなくなった用品を紹介していきます。

筆頭は、SOTO ST-310。小型で使いやすいなと思い、2年前に日本に行った際に買ってきました。
買ったはいいんですが、カセットボンベの宿命、寒いときやガス残量が少なくなった際に火の調節が面倒なことに気がついてしまいました。買う前に気づくべきだったんですが、コロラドやユタ州などの高地に行ったら役立たず。ついでながらピエゾ素子の着火装置も高地では駄目です。だからこそ、ホワイトガソリンで用具を揃えてあるんですが、キッチンで試しに鉄板を熱しただけで使うことなく地下室奥にしまい込むことになりました。
どなたかボストン近郊まで来られることがありましたら差し上げてもいいと思っています。






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