ファミリーデイキャンプ&ソロキャンプ

吉田河馬歯

2020年12月15日 00:14

仕事に私事にいろいろ忙しく、しばらくこちらの更新はしておりませんでしたが、先週末バーモント州南の Somerset Airfield Campground に行ってきました。本当は先々週行くつもりでいたんですが、住んでいる地元にも吹雪到来と言うことで延期しました。幸い、先週末は暖かく最低気温予想も摂氏0度とのことで出かけて来ました。

驚いたことに当日朝、インドア派の次女含めて家族全員が泊まらないけど一緒に行くとのことで、午前10時頃自宅を出発、途中ファームスタンドで買い物をしたのち3時間ほどで現地に到着しました。気温はやはり暖かめの摂氏4度ほど。暖かいとは言え、屋外でじっとしていると寒いので早速キャンプファイヤー用の石囲いをスコップで掘り出して、大量に持ってきた薪に火を入れました。長女が焼き芋担当。



遅めのランチはファームスタンドで買ってきたとりたて椎茸、ピーマンに焼きおにぎり、さらにその後凍ったままの肉を豪快に炭で焼く焼き肉となりました。
どれも美味しかったですが、椎茸がとくに肉厚で美味しかったです。



午後4時にだんだん薄暗くなり始めましたので、路面が凍る前に家族は帰宅しました。途中、霧と雨で大変だったようです。
一人になった私は霧雨が降る中、早速テント、そしてディーゼルヒーターを設置、夜に備えます。







寝る支度ができたところで近くを散歩。Deerfield River は清流そのもの。暗いので釣りはあきらめました。



午後5時前、だいぶ暗くなりました。でも自宅からかなり西に来ていますので、これでも地元に比べれば明るいくらい。



霧雨で身体が冷えないようにお湯をわかしてお茶を飲みます。写真映えどころか、いつでも速く撤収できるように展開する荷物は最小限が私のキャンプスタイルです。



午後6時前、漆黒のやみに包まれました。積んだ薪がテーブル代わり。



ランチが遅かったのであまりおなかがすいていませんでしたので、夕飯は焼きししゃも。石組みの上に網を置いて薪の火で焼きました。とても美味しかったです。



だんだん、霧雨の量が増え始めました。午後8時にディーゼルヒーターを温度摂氏14度に設定してオンにしました。
真っ暗な中、ドライビングライトの光量テスト。この時点で自宅に帰るのは路面凍結が心配ですのでもうありえません。
夜10時を過ぎて、雨が本格的に降ってきました。トイレを済まして寝ることにしました。ディーゼルヒーターの温度設定は13度に下げました。



翌朝6時に起床。地元に比べるとまだまだ真っ暗です。プロパンガスで暖を取りながらコーヒーを飲みます。



朝食は途中のファームスタンドで買ってきたバーモント州の2年物チェダーチーズをパンに載せてトースト。とても美味しかったです。毎日のようにゴーダチーズトーストを食べていたオランダに住んでいた頃を思い出しました。



寒くありませんでしたが、オリーブオイルは…
人間寒さには慣れるものです。



テントの撤収作業が終わるとと朝焼け。とてもきれいでした。



午後8時前にすべて片付けて帰宅の途につきました。雨の影響で、キャンプ場近くの未舗装道路10kmほどの区間は凍っていて、とても怖かったです。履いているマッドタイヤは凍りに対しては無力です。変速機をローギアモードに変更して亀のようにゆっくり進んで雪かきされている道路まで進みました。

ディーゼルヒーターは、私のテントのサイズですと摂氏13度の設定で十分暖かく、10時間燃やして使った燃料は1リットル弱。電気も冷蔵庫と同時に使用しているバッテリー残量が65%と予想以上に使用していませんでした。テント内の結露もほとんどなく文句なしの暖房器具です。ただし、神経質な方には静寂な中響く燃料ポンプのコツン、コツンと言う音が気になるかもしれません。



帰路、来る時によったファームスタンドでチーズ、リンゴなどをさらにお土産に買って帰宅しました。
たった一泊でしたが、ファミリーデイキャンプ&ソロキャンプ、とてもいい息抜きになりました。




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