買って失敗キャンプ用品、その10

吉田河馬歯

2020年09月02日 22:04

私自身は買って失敗したとは思ってはいないんですが、UCOのフラットパックグリルは購入から2年以上に渡り一度も使ったことがありません。家族に言わせるともったいない買い物と言うことで、買って失敗。

値段がお手頃なこともあって、オリジナル、ミニ一緒に購入しました。購入価格は税込みで日本円でオリジナルが3600円、ミニが3000円程度でした。実は$50以上で送料無料でしたので両方同時に買いました。
ケースに入れた状態でもそのサイズの違いがよくわかります。



知人がキャンプ中に調理に使うと共に、キャンプファイヤーの種火を作るのに使用していたのを見て、これは便利そうだと思い購入しました。
オリジナルは1,2名の少人数での使用においてはグリル調理には大きすぎですので、移動を伴うキャンプ中、キャンプファイヤー用ファイヤーリングがない場合に焚き火用にと考え、ミニはグリル調理用を念頭に購入しました。グリル網の大きさの差もこうして見ると歴然です。今回ものすごく久しぶりにケースから取り出しました。今見ても新品同様の輝き!



展開は実に簡単で30秒もかかりません。非常に良く考えられていると思います。さすがに重い鍋を用いて調理は無理そうですが、脚もそこそこしっかりしています。



オリジナルは移動を伴うキャンプ時に、またミニはキャンプ時にはいつも持ち歩いています。でもいまだ使用したことがありません。



焚き火台として考えた場合、ほとんどのキャンプ場には写真のようなファイヤーリングが装備されていますので使用する機会があまりありません。このあたりは日本とは事情が異なるかもしれません。




さらに、こちらの薪は暖炉、大きな薪ストーブ使用前提で切られていますので、ひとつひとつのサイズがとにかく大きいです。おまけにキャンプ場やスーパーなどで売られている薪はシーズニング不十分で水分がまだ多く残っていることが多く、何本もの薪をいっぺんに燃やさないと火がまわってくれないことが多いです。フラットパックグリルに自宅で焚き火に使っている薪を置いてみると、薪2本が限界のうえ、はみ出して、Leave No Trace どころではありません。
そのため、ファイヤーリングがない場合には焚き火はあえてしない、あるいは移動に疲れて食事してその日は終わりなんてことが多いため使ったことがありません。



さらに自宅での焚き火ですが、裏庭の芝生を剥がしてパティオ化して、ソロストーブを買いましたので、自宅での焚き火の使用の機会もありません。ソロストーブを買わなかったとしても、住宅地での焚き火には火の粉取り(スパークアレスター)が無いととても使う気がしませんが。



グリルとしてのミニの使用ですが、自宅ではグリル、かまどを複数購入して、BBQ、グリル共に楽しんでいますが、キャンプ中は火力調整が楽なコールマン・ツーバーナーにロッジの鉄板を使用しているので結局出番無しです。調理中にすすが出るのが嫌いなことも理由のひとつです。いつか炭を持っていって焼き鳥をと考えているんですが、今度、今度で終わっています。車に中に入れっぱなしですので、9月末、10月始めのキャンプにミニは当然持っていきますが、さて初の使用はあるか、否や…




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