テールゲートテーブル作成

吉田河馬歯

2021年03月29日 22:11

仕事が忙しいに加えてコロナもあってなかなか出不精になっています。
1ヶ月ほどしたらオフロードにぼちぼち出かける予定です。

仕事の合間にオフロード、オンロード旅行の休憩時、キャンプ中にコーヒーを淹れたり、ランチを作ったりするときに役立つテールゲート(リアドア)テーブルを自作しました。



車のオリジナル感を損なわないように作るのが目標です。
まずは躊躇することなくテールゲートパネルを取り外します。固定用プラ製パーツが必ず壊れますので、あらかじめオーダーしておきました。



続いて、皮のインテリアトリムをトリム外し工具を使いながら力技で剥がします。シリコン材がべっとりついていて、これは取れそうもありません。この時点で、後戻り不可能。



皮のトリムは内部にプレス材が入っていますが、ふにゃふにゃでテーブルにはなりません。合板を使ってプレス材を置き換えます。





皮の折り込み部がフラットになるように、ルーターで合板から切り出したテーブルトップ内材の外周を削りました。ルーターテーブル持ってないので、ガタガタですが、見えない部分ですので気にしません。





合板材の内側にクッション材として厚手の黒い生地を貼りました。



続いて、亜鉛メッキ板からテーブルトップ、スプラッシュガードを切り出しました。



外が寒いので、ここからは地下室で作業。
ヒンジ用の穴を開けて、テーブルトップを仮組み。



テーブルトップ裏側は皮を貼るとアクセスできなくなりますので、ヒンジ、釣り金具固定用ナットをあらかじめ接着剤で固定しました。



皮のインテリアトリムを工業用ホッチキス併用でスプレー糊で接着しました。





シリコン剤がどうしようもないので、黒いインテリアトリムをシリコン剤共々切除しました。もうどうやっても元には戻れません。家内がこれを見て唖然としていました。



続いて、テーブルトップ側、釣り金具にステンレスワイヤーをループエンド金具で固定し、仮組みしました。





ヒンジが動きやすいように、さらに熱が直接車体側に伝わらないように、スプラッシュガード下に合板材を貼り付けました。



スプラッシュガードを接着後、テーブルをインテリアパネルにねじ止め取り付け。テーブルは折り畳んだ際に二つの磁石で固定するようにしました。



あらかじめ購入しておいた、インテリアパネルに取り付け。
裏側に出ているナット、ビスが車体にあたらないように、厚手の布を接着しました。







テールゲートに取り付けて完成です。テーブル部の厚みが少し増しましたが、オリジナル感は損なわずに出来上がりました。大満足です。ちょっとした時に便利ですので、旅行、キャンプがさらに楽しくなると思います。





まだ肌寒いボストンですが、まもなく始動します。


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